まずは初勝利おめでとう!!!
T1倒すとはやるやん。
私が感じたこの試合での勝因は、『meiyの爆キャリー』と『チームでの完成度』。
まずmeiyに関してはとにかく強かったw
3マップを通してずっと強く、味方のサポートもあり要所となる地点を抉じ開け続ける大活躍だった…!
今までの彼のイメージとしては「強いけど局面打開力に乏しいプレイヤー」。
所々強いシーンはあるが全体で見ると特筆する程ではなく、メンタルも不安定でチームのエースとなるには1段劣るプレイヤー。マンチみたいな絶対最強エースが居てこそ相乗して強さに磨きがかかる、そんな感じ。
でもランク配信を覗くと試合より全然強くアグレッシブ。
要因としてはチームの動きやIGLの指示に徹して個性をそこまで出さないからだろう。このギャップに疑問を感じていたが、まぁ試合ではそういうスタイルだしその上で微妙なら微妙続きなんだろうな、と然程気に掛けてはいなかった。
だが今回の彼は全然違った!!!
ここまで強いとは聞いてないw 前からやれよwww
色々試合後インタビューとか見てると、秘訣はチームのIGL体制変更にありそうだ。今回からIGLを引き続きanthem、その上でZETAの様に全員でコールするやり方を取り入れた。
自分のタイミングや勘をベースに攻める選択肢が増えた事がパフォーマンス向上に繋がったのではないか?
他チームではdepも前年Laz IGL遵守ではなく全員コールにしてから驚く程パフォーマンスが上がっている。可能であればこの体制は強力なのだろう。
そういやPRXでもsomethingが提案の大部分自分がしてる発言あったな。
まぁそうでなくとも彼のパフォーマンスは高かったw
味方のフラッシュやサポートがバッチリ噛み合ってキルする場面も多かったが、それ抜きでも本当強かった。以降もこのパフォーマンスを維持できるのであれば真剣にプレイオフ目指せそう。
続いては『チームの完成度』。
完成度というよりはゲームメイクやIGL等チームの戦い方の部分。
meiyが爆発してたのもあるが、チームとしての戦いや細部の面でもかなり競っていた。個人的にここは今試合T1と五分五分の内容で、meiyのパワーと相手の少し不調等で勝利したと思ってる。
基本的なチームの成長方針としては見た感じCR時代と同一。緊密で無駄のない連携をベースとし、所々作戦を出していく。
まぁCRからコアが変わってない以上当然か。
カバーや射線組みは綺麗と言える程整っており、それを裏付けるコミュニケーションの良さ。有力KR2人を蹴って手に入れた安定感(Tier1では基礎技術と言える)。
見ていて前年無敗で進んだsplit1を思い出した。あの頃は途中崩れたりしてたが、このミクロが安定して強みとなっていた。
今回はそこに付加して全員コールによるIGLの補強。元々anthemが唯一のメインIGLだったが、見ていると彼は技巧やりたがりなイメージがあった。
その癖手が詰まると自分(索敵イニシ)で情報取りに行く or 勝負する面があったし、正直そこまで優れたIGLとは思っていないのでこの調整は良い方向に働いたのだろう。何よりmeiyが水を得た。
そんなこんなでチームとしての動き、良かった。
アセントで使ってたセットはhsk時代の物だろうか。作戦が良く刺さった(噛み合いや運もある)のも良い読みができてる。相手にKAY/Oウルトがある時の両軸どちら来ても耐えスキル入るセットアップも良かった。
とは言えまだ1試合しか見てなく勝っておらず、拍手喝采で持ち上げ過ぎるのもそう良くないと思う。
自分達の方向性を肯定できた事は喜ばしいが、meiyが調子悪い日もあるだろう。振り返るとアセントなんか特に作戦ガン刺さりで敵の動きと噛み合っていた。直線ロングで足音に合わせフェニックス フラッシュピークしても偶然よそ見してて振り返り様HS1発なんて日もある…(いつかの私)。
そんな日でも安定して今日の様な強靭さを発揮できるかが問題です。
対策の話で言えば前年CRは無敗の所を決勝戦、対策もありFLに3-0敗北した過去がある。その部分の向上はまだ未披露なので、期待し過ぎも良くない。
という訳で2〜3試合見定め期間でしょう。
格下と見られがちなGEでも撃ち合いの強さは本物。自分達がしたように変に捲られる試合も無くも無い。
でも希望を持って見られるだけ全然マシですねw
去年LCQ終わりのxnfri死んだ顔覚えてるか?悪ノリで全敗記録に期待した時期もあったが、実際選手はここまで重くなっちゃうんだ。そういう絶望や無力さは視聴者にまで伝わってしまう。
どうせなら選手も視聴者も楽しい感情で時間を過ごしたい。
試合を観戦する事が煩わしい日々のストレス発散や、誰かの勇気やモチベーションに繋がる事もある。
そんな循環で生きていたいですね。 〜終わり〜
(途中で何書いてるかわからなくなったw)
蛇足として、今のDFM(CR)勢がTier1で実力を示せたのが日本Tier2シーンとして良かった。
正直ここが完膚なきまでにボッコボコにされたら替えが効かない。現王者のFLだって個人的には実力どっこいだし、新規組が滅びれば心底ZETAと来るかわからない突然変異に期待するしかなかった。
それに日本Tier2がpacificの中で一番実力の平均高いとも言われてるからさぁ……思った以上に絶望だよ。
他思う事は、やっぱ"DFM"ではなく"CR"の屋号でpacific見たかったなぁ…。
今更になるが前年ああなって今年こうなるのであれば、実力的にはCRがフランチャイズを獲得して然るべきだったよね。
CRメンバーの活躍でDFMが称賛される事態になるとなんかモヤらない?
今のチームのDFM部分なんてCR6人に対してセス anthem メロフォの3人。メロフォは実質空気みたいな物だし2人か。
この良い所だけかっさらう感じがちょっと嫌だな……。
『DFMとしては2年ぶり、pacificにおける初勝利です!!!』なんて紹介されても中身本軸のCR組は前年から普通に勝ち星あげてんだわ。字面だけ見ると「DFMの負債」をCRが返してるような物。ほんなら全部CRでええんちゃうか…?
CRにとって納得し利益のある業務提携だけど、このDFMが栄誉を得るギャップに少しだけ違和感を覚える。
まぁ個人的にDFMに対して不信感覚えてるのもあります。tol2いじめパワハラ事件だったり、日本のVALORANTにおける貢献度にしてもCRに比べれば鼻くそみたいな物だし。
流行目まぐるしい世の中のお祭りみたいなコンテンツなんだから、瞬間最大風速を出したいよね。
飽きが来るまでお腹いっぱい味わいたいんだよ。