まさに怪獣大決戦!!!
結果は3-2でPRXの勝ち。優勝おめでとう👏👏
pacificリーグ総決算となる試合でしたが、いや〜どちらも強かった!!!
PRXの速すぎる攻め…かと思いきやドライでゆっくり進んでたりの緩急に、どんな混線時でもカバーを忘れない組織力。
あと忘れてはならないのがそれを通す"フィジカル"。
DRXは他チームにコールとして使われる程の甘えを許さない徹底さ。
それを象徴するセットや射線の組み方、あまり取り上げられないが形を通し対応する"IGLの有能さ"。今試合では個人の撃ち合いの強さも目立っていた。
お互いのチームの良いところが存分に発揮されたナイスゲームでした。
改めてこれが日常的に見れるmasters東京は地球割れるで…笑
個人的に勝敗を分けた要因は、『DRXが1 vs 1の撃ち合いを強いられ続けた事』。
今回負けてしまったがDRXの組織力というのは正直完全無比な物。単純な話、どんなに強い選手でも直進した先の180度クロス1 vs 2勝てないよね?という事。
それをスキル等あらゆる面で成すのがDRX。その上撃ち合いも強いし判断も良い。
だがPRXには話が違った。あいつらセオリー守らないし行動が早すぎてカバー追い付かないしそれでいてカバー徹底してるし、もうカウンターのセットを決めて複数でエリア取りに行くか個人で勝つしかなくね??? → 個人で勝つを選択。
この判断は決して間違ったものではありません。というか正直中々どうしようもない笑
もしこれをDRXセオリーで守ろうとするなら、例えばアセントのAメインを ワイン1 メイン2(スキル構え)などかなりのリソースをかけて対策しないといけない。
その時点で他が薄くなり負担も増える。情報戦も不利だし、薄い方はPRXという津波に1人で立ち向かわなければいけない。…とは言え一回ハマれば確実に圧力になるので、結局はそれでラウンド取れた or 取れなかったの差。波にのったPRXは誰にも止められない…!
加えて、撃ち合いを前面に押し出すチームに撃ち合いでわからせていく選択は悪くない。
終始圧倒的に思われたPRXだがその実、この強引とも言えるアグレッシブなプレイが通らなければ打つ手が半分以上無くなる笑
構成的にもジリジリゆっくりやる展開を望むものではなく、速い攻めとラークやドライを意識させるもの。というかそれ以上はない。
後はパールで見せたようなB攻め → A変更のふり → 中央も使いB攻め のような妙手ぐらい。これを既存のIGLが居ない中でやってみせる巧さは脱帽物だよ。
まぁ対策がわかってもそれで撃ち合い勝てるかは別問題なんですけどね笑
それが顕著なのが今大会のPRXでした。これが世界でガンガンやりあえるチームかぁ…。
終わりになりますが、個人的に今大会のMVPは『forsaken』です。
リーグ途中からsomethingが加入しフレックス転向……にも関わらず本職フレックスがビックリするレベルのスキルの使い方マップコントロール頭の良さにカバー。そして撃ち合いが強い!!!
特にスキルの使い方で言えばバインドでの攻防は見事なものでした。
逐次最適解を出していて、本当数日前までデュエリスト担当とは思えない器用さ。こいつが一番やべぇよ!!!
スキル面crowとか一流イニシエーターと同じ位置にあると思う(そして撃ち合い)。
とんでもなく面白いしレベルの高い試合でした。
ZETAやDFMもこれを目指してもらう訳ですが……来年に期待ですね笑 限界値も見えた今年のレベルだとこれ以上は無理だ。GENGもTSもアップグレードしていこうな。