2-0でZETAの負け。
最初この組み合わせが発表された時
「まぁ負けるだろうなw」
と思っていたイメージが順当に運んだ試合でした。てか逆にどこなら倒せるんだ?PRXかEDGみたいなチーム?(loudや歴戦のIGLが居るチームは沈み気味…)
試合内容を振り返ると、まず1マップ目フラクチャー。
ZETAのpickマップであり構成もLCQ同様の物。…現地着いて練習期間3日程しか無かったみたいですね😢
このマップは個人的にFNC側の対策もあったが、結果的にLazチェンバーが上手く機能しなかったのが敗因だろう。
ZETAは守りなら片側Lazのみ(それか2人)、攻めはLazラークという動きをよくやっている。これについてのメリットは今更だろうから割愛、撃ち合いの強いチェンバーを十全に活かした戦い方です。
…だが今回はこの動きが満足に通らなかった。
それに関しては前述の通り対策や、スキルを入れたり等の徹底的なドライ(オフアングル)潰し。定番ポジも丁寧にクリアリングしていたし、カバーにスキル入れに乱戦と、流石に世界最強!!!
今回の試合で明らかになったのは、世界大会というpacificリーグより一段上の舞台でのチェンバーの難しさ。そしてそれに依存傾向にあるZETAの弱さ。
チェンバーの難しさについては繁忙期ワンオペしてる様な物。世界Tier1の選手と対策相手に以前のように飛び抜けた回避性能もないまま戦う辛さ。ドライピークやオフアングルも対策が頭に入ってれば実質ピーク歩幅ガチャによる1 on 1。逆にこれを通し切れれば最強なのは間違いない…!
2マップ目ヘイヴン。ヘイヴンは……結局構成負けだと思う。
おそらくZETAの目論見としてはLazのチェンバーをデュエリスト枠とし、depがキルジョイ担当。
ここもLazのミラクルパワーに頼ってるな。オペ潰しのブリーチが居ないの流石にキツい。
ヘイヴンもLazチェンバーの時点で大枠はフラクチャーと同様なのだろう。
ブリーチが居ない欠点をカバーするレイズスカイの速い攻め、撃ち合いの強いチェンバーの勝負、構成的に守り多く取ろう!が理想。…だが悉く失敗した笑
alphaのクラッチや撃ち合いで返される場面もあったが、やはり一番は自分達の構成を押し付けることができず、終盤相手のIGLバトルの土俵に乗っかったことにあると思う。
LCQで見せた勢いと思いきりの良さが無かった。世界屈指のIGLに及ばないことはレイキャビクから判明してるんだから思いきってぶつかりに行けば良いのに…。そういう頭のネジ飛ばしてないことも敗因の1つだと思う。
pacificリーグを通して見てきても、ZETAのIGLバトルは強くない。中程度には強いがその上には届かない。
二度目になるけど、だからLCQで見せた動きが必要になるのにそれを完遂できないのはどうにももどかしい…!!
別にこの動きはトロールじゃないんだよ。優秀なIGLからなるゲームメイクと双璧を成す一種の"メタ"だ。そこを見せずに(機能せずに)いればリーグ中のモジモジZETAと同じなんだよ!思い切りぶつかっていけ!!!
という結構もどかしい試合でした笑
次戦はNRG。こここそそういうぶつかる動きができなければ負ける。csgoで勝とうとするな、valorantで勝て。