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不滅のあなたへ 20話

いや泣いた😭😭😭

本当この作品は小学校の道徳書にするレベル。
これ程までに人の内面書ける…ってのは凄いことだけど、同時に作者さんも色んな経験して来たのかなと邪推してしまうなぁ…。









ジャナンダ島での一件が終わりピオランの待つ港町に帰って来たフシ。
最初はノッカーの危険性を考慮し会うのを遠慮していたが何やかんやエンカウント。本当は会いたくて仕方なかったんだよな😭😭😭




それから、ノッカーが無関係の人に危険を及ぼすのを避ける為誰も居ないアマゾンちっくな大森林へGO。
度々接近はあったみたいだが逃げに成功し(大森林ゆえの視界の悪さとか?)、ピオランと共に穏やかな日々を過ごしていた。









そして過ごすある日。ピオラン、ボケる。
齢も90を越え、今で言う認知症の症状。


それでも懸命に世話をするフシを見てると「介護って大変だな…」とか「私にこういう時期が来たらやりたくないな…」とか思う我。見習え(笑)






1つ私の話をすると、昨年祖母が死んだんですが祖母も晩年は頭おかしくなってましてね…w
近所の人が「敷地の砂利盗んだ!」って言うんですよ。仮に盗んだとしても石ころの1つくらい良いじゃないか😅



そんなんで言動も支離滅裂になって行き、週1で訪れる母は苦労していた様子。
私もたまに雪降ろしの手伝いで出向く日は「さっさとやって帰るよ😒」オーラが出まくっていたwww まぁそれが親子のデフォだったのかもしれませんが笑







そうして過ごしていたある日、いつものように母が訪ねたら倒れている祖母を発見。
急いで救急搬送するも既に死亡。経過がそれ程経っていなかったのがまだ幸い(棺の顔窓開けたが変わっていなかった)


丁度私の祖母も90だったんですよね。だからこの話はとても身に沁みた。









結論から言うと(もう言ってるけど)ピオラン死にました。

フシに感謝と少しのお使いを頼んだ矢先に死亡。
最後のピオランは認知症の症状もまるで無く、生前の穏やかで優しいピオランのままでした。




駆けつけたフシはその有り様を見て泣き崩れる。
フシは生命万物の痛みや存在を感じ取ることができるので、一目でピオランが死んだことわかったのでしょう。

はたまた、そういう生命の力に敏感なフシのことだからピオランが死に近付いて行くのもわざと見ない様にしてた。
失った明日のことなんて考えられないから見ない様に、気にしない様に生きてた。明日も今日と同じ毎日が続くと信じて…。









だが"黒いの"が言う様に、生物にとって死は避けられぬ運命。
無限に続くと思った(もしくは願った)日常は儚くも崩れ去る…。

生前の時間が濃密で、優しさに溢れているからこそ認めたくない現実もあるってもんだ。
摂理とは言え、これ程悲しい宿命も無いよな…😭









数日悲嘆に明け暮れ、遂に遺体を火葬することを決めたフシ。

茫然自失の中、習慣と化した日記に今日の出来事を書き連ねようとしたその時、日記の裏面に自分の物ではない"字"が書いてあるのを見つけた。



「私はやりたいように生きた。夢や目標が無いならお前もそうしてみろ(要約)」









ここで涙腺ドバーッですよ😭😭😭😭😭


更にピオランは死ぬ間際黒いのに、

「次の転生は望まないからあの子(フシ)の役に立つ物に生まれ変わらせておくれ…」







もうこれ程までに優しい人が居るんだな…って😭

死に瀕する間際もこれから永遠を生きるフシの身を案じ、その支えになりたいと一心に言えるなんて泣くしかないじゃないか!!!!!
1人で見てて良かったよ。バチャクソにボロッボロッ泣いたわ😭😭😭😭😭😭










私はどちらかと言うと「人間クソくらえ」と思ってる方で、テレビで頻繁に流れて来るような人の営みにそこまで肯定的じゃなく心の体幹斜めってる方ですが………それでも、


『人は美しいな!!!』




無論全てがそうじゃないし中にはどうしようもない外道も居るけど、それでもこういう人の"優しさ"や他者を思う"愛"を否定することは永劫できないと感じる。



富んでても貧しくても、力があっても無くても、こういう愛の繋がりを形成できた人が1番人生の勝ち組なんじゃないでしょうか?

…まぁそこまでいった人からして見れば勝ちも負けも無いんだろうが😅